カリフォルニアの南オレンジカウンティで生まれ育った若きアメリカンアーティスト。現在は南カリフォルニアとオアフ島ノースショアを活動拠点としています。
”幼い頃から海への憧れを抱いた私は家族とともに人生のほとんどをビーチや海のそばで過ごして来ましたので、物心がつく頃から海は私の友達となりました。
海にいるといつでも”その力”には様々な形があることを思い起こしてくれます。優しさから激しさへ、そして平和から神秘へと、その姿を変えていくように。
そんな海を師と仰ぎ、質感、色彩を研究してきました。
私の芸術性はまだ若く、これからも進化し続けるでしょう。
今は旅すること、そして人間関係など自分の生活体験に合わせた制作を楽しんでいます。アートを創作することで自分に挑戦し、アートの波動に身を委ねるように自然に活動しています。
レジン(樹脂)は私の好みの媒体であり、作品に奥行きを与える影や層ができます。そのため、私はオリジナルのみを制作し、プリントという形で複製することは、それぞれのプリントに個人的なタッチを加えることができない限り、控えています。
つま先で砂浜を感じながら海の美しさと力強さを見ているようなピースフルな感覚。そんな感動を私の作品を見てくださる方々に感じて欲しいと思います。実際に海の前にいるような気持ちになれるよう作品に力を込めています。
レジン作品は樹脂と顔料を混ぜ合わせたものを使って、ユニークな層を形成し、それが互いに固まって出来上がります。1つの作品には、5~10層の樹脂が使われプロセスは、数日、時には数週間掛けて制作しています。
また、上空から海を撮影したのがきっかけで、海への思いはますます強くなっています。ヘリコプターやドローンで撮影した空撮写真をコレクションとしても発表しています。
サーフボードの制作に使われるのと同じ媒体(樹脂)を使うサーファーとして、サーフボードにアートを施すのは自然なことでした。これらのボードは機能的なアートピースとして、波間を滑るように走る姿を見ることができます。”
Breeは、Travis Reynolds (Travis Reynolds Surfboards), Matt Parker (Album Surfboards), Matty Raynor (Raynor Surfboards), Carson Myers (Myers Surfboards) といったサーフボードシェーパーとコラボしています。
ブリーは2016年にブリガムヤング大学ハワイ校を卒業し、グラフィックデザインの学士号を取得した。2017年にはスリランカのCeylon Slidersと、最近ではポルトガルのMagic Quiverとのアートレジデンシーを完了した。人とアートを愛する彼女は、カリフォルニアとハワイで、ソロとコラボレーションの両方で多くのショーを開催してきました。Hurleyなどのサーフ業界のブランドとも仕事をしています。ハワイと日本ではGreenroom Galleryが代理店を務め、毎年日本で開催されるGreenroom Festivalにフィーチャーアーティストとして参加しています。
700点以上のオリジナル作品と17本のガラス加工された機能的なサーフボードを制作し、世界中のコレクターに販売されています。