圧倒的なカリスマ性とその演奏力で現代のJazzシーンを牽引するサックスプレイヤー
新世代Jazz黄金期の象徴Kamasi Washington
圧倒的なカリスマ性で現代のジャズ・シーンを牽引するサックス奏者、カマシ・ワシントン。 フライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉より2015年に大作『The Epic』をリリース。その後、サンファやザ・エックス・エックス擁する〈Young〉に移籍。EP『Harmony of Difference』や『Heaven and Earth』など、今世紀で最も高く評価された作品の中に入るであろう良作をリリースし続けており、ミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『Becoming』の音楽も担当した。2020年には長年の友人でありコラボレーターでもあるロバート・グラスパー、テラス・マーティン、ナインス・ワンダーとスーパーグループ「ディナー・パーティー」を結成し、彼らのEP『Dinner Party (Dessert)』はグラミー賞の「最優秀プログレッシブR&Bアルバム賞」にノミネートされた。その後、2024年5月に最新アルバム『Fearless Movement』を発売した。アンドレ3000、ジョージ・クリントン、サンダーキャット、テラス・マーティン、BJ・ザ・シカゴ・キッド他豪華ゲストが参加して制作された今作は、身体を通して自分の精神を表現することを追求しており、これまでの作品に並ぶ、もしくはそれを超える圧巻の内容となっている。この最新作に対してメディアは、「今なおジャズ・シーンの中心的存在であるアメリカのサックス奏者兼バンド・リーダーによる6枚目のスタジオ・アルバムは、アンドレ3000、ハービー・ハンコックなどを迎えての限界を超越した旅路となっている」(NME)、「43歳のワシントンは長年のヴィジョンを堅持し、90分に及ぶ12曲の広大で多彩な楽曲を披露している。それは、ジャズを閉鎖的なジャンルに限定するという概念を否定し、彼が大切にしているミュージシャン・クルー(幼少期から築き上げてきた数十年来の友人グループ)とのケミストリーを披露するものである」(The New York Times)などと高く評価しており、国内外のメディアの年間ベスト・アルバム・ランキングに多数ランクインしていることがそれをまた証明している。