MUSIC

Raphael Sebbag(United Future Organization)

France

モロッコで生まれたフランス出身のDJであり、プロデューサー、選曲家、そして何よりもユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションのメンバーであることで知られている。1980年代、日本のクラブ・シーンの創成期から活躍し、クラブ・ジャズ/ジャズを筆頭に、サルサやブーガルーといったラテン・ミュージックなど幅広く取り入れ、たくさんのクラバーたちを魅了している。『Descarga Latina』『Zanzibar』『Suite Espagnole』といったラテン・ミュージックの重要なコンピレイションを手掛けたり、和製ラテンを中心に編集した『Shibuya Jazz Classics -Tokyorican Soul』や独特なDJスタイルを封じ込めた『Beyond Borders』をリリースしたりと、常に情熱的な選曲で多大な功績を残している。2008年には、世界中のあらゆる音を封じ込めた初めてのソロ・アルバム『El Fantasma De La Libertad』を発表。また、著名なサルサ・レーベルであるサルソウルの大規模なリイシューや編集盤『Salseando』をリリースするなど、多くの作品を手掛けている。プロデューサーとして、DJや選曲家として、彼の一挙手一投足に目が離せない。

ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション
United Future Organization

矢部直、ラファエル・セバーグ、松浦俊夫の3人によって1990年に結成される。アシッド・ジャズやクラブ・ジャズなどさまさまな呼称があったジャズの再定義において人気を集め、最初の“I Love My Baby (My Baby Loves Jazz)”が話題となり、“Loud Minority”が続く。国内のみならず、ヨーロッパやアメリカなど世界中で多くのフォロワーを生んだ。1992年にはミニ・アルバムとなる『Jazzin’』を発表。いまや伝説的なパーティー「Jazzin’」を手掛け、自らのレーベルとなるブラウンズウッドを立ち上げる。1993年にファースト・アルバム『United Future Organization』を発表。続いて『No Sound Is Too Taboo』『3rd Perspective』を発表し、ワールドワイドな活躍が続いた。1999年には『Bon Voyage』を、2001年に『V』を発表し、これまでに5枚のフル・アルバムがある(2002年には松浦俊夫が脱退)。『Now And Then』や『UFOs For Real』といったベスト・アルバムをはじめ、企画作品も多数ある。その後も、例えば矢部直はライチャスを手掛けたり、ラファエル・セバーグはソロ・アルバムをリリースしたりと、それぞれの作品やDJとしての活動が絶え間なく続いている。